このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第16回
コーチになったばかりのころは、まだ「自己認識」が低く、「はったり」でコーチと言っているような状態です。それも悪くはありません。
「言語」が自分のコーチとしての実像をつくっていきます。人はまだないものを「言う」ことよりも、「すでに自分の中で準備してあること」を言うことのほうが多いのです。あなたのことばとして出てきたものは、すでに準備できているもののほうが多いといえるでしょう。
ただし、だからと言って、実績を捏造することはできません。
コーチ業を始めたなら、実を伴うように自分を変えていくことこそ重要なのです。コーチである自分を意識し、理想的なコーチとなった自分を具体的に描いてみることで成長は早くなるといえます。
自己成長といえば、自分自身が何かを達成して「自分を磨く」という目標を立てておくことは、間接的ですがクライアント獲得に効果があると思います。
たとえば、「生活の規律」「エクササイズ」「食習慣」「債務の完済」「誰かとのコミュニケーションの改善」「ファイルの整理」「家の整頓」「リサイクルの取り組み」「貯蓄」「NOという取り組み」「知識の習得」などです。
それを、コーチとして自己成長の経験として話せるという機会はあまりありません。
むしろ、自分自身が人間として魅力的になるという歩みのスタートをしているということがいい影響を生み出すでしょう。
では、何に取り組むかを考えてみましょう。
これ以外にも、すでに取り組んでいることがあったらそれでもいいのです。
私なら、「ファイルの整理」を挙げます。それは、一時的にはいつもできているのですが、今は「継続」がテーマです。また、「週に一冊本を読む」などということも取り組みたいテーマです。
コーチは、クライアントに何かを教えることはしません。しかし、クライアントは、自分のモデルとなりにくい人をコーチとして選びたくないのです。
次回も続きです。