2009 年 3 月 27 日 by 播摩 早苗
このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第19回
コーチングは、ウルトラCの行動プランからの成功を目指すものではありません。クライアントの「こうなりたい」とそのまえに横たわる障害を乗り越えていくのです。
具体的には、諦めずに変革の道を歩み続けるサポートをするのです。これは、今までと違う習慣化をサポートすると言い換えることもできます。
「自分にはできないという思い込み」を「できる」という習慣に変えていくことなのです。
そのサポートをするコーチですから、コーチ自身も今までにない習慣で自分を磨き続けるという習慣を持って欲しいのです
「だからって何がどうなるの?」と考えるかもしれません。それは、顕在意識で理論的に判断しているに過ぎません。体験すると、コーチの潜在意識からの賢い知恵はきっとさまざまなことを教えてくれます。
クライアントは、コーチを利用しながらもコーチの生き方がコーチングのマインドや哲学と矛盾していないかもしっかり見ています。ですから、コーチはできる限りコントロールしていけるところから自分をコントロールしていくべきだと思います。
私自身は、朝8キロジョギングする習慣。免疫力を高める食生活。毎朝、感謝する時間をつくる、などを継続しています。
2009 年 3 月 18 日 by 播摩 早苗
このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第18回
コーチングはモチベーションを高くする効果があり、相手の前向きな行動力を引き出す仕事です。そこで、必要以上に明るく元気なコーチがいます。クライアントは、「元気を欲しい」とは思っていますが「コーチが元気であること」はそれほど望んでいません。むしろ、人は「明るく元気」に逆に恐れを感じる場合があるのです。
無駄に明るいコーチには、クライアントは私の「悩み」や「ぐちゃぐちゃした感情」を話せるのだろうか、理解できるのだろうか、つまり「このコーチ大丈夫かな」という危惧をもちます。
実はその「ぐちゃぐちゃな感情」自体を扱わないと、成功には向かわないとクライアントが漠然と思っているからなのです。
和やかで受け入れてくれるという信頼があれば、ムリに明るく元気である必要はありません。
2009 年 3 月 11 日 by 播摩 早苗
このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第17回
3回にわたって、自分を見つめるということを伝えてきました。
今日は、コーチとしての自分をつくっていくことを考えたいと思います。
コーチングは形のないものを商材としていますから、「見える化」しなくてはなりません。パンフレットやロゴタイプもそのひとつですが、もっとも「有効な見える化」の要素はコーチ自身です。
服装や立ち居振る舞いなどを「自分自身のコーチイメージに近い物」にしていくのも楽しい作業です。
日常的に私たちは、「他人に抱いてもらいたい印象」でプレゼンスを整えます。「挨拶が軽く、服装がカジュアル」だったら、「組織に縛られない自由人」「軽やかで気持ちまで軽くなる人」というイメージを作りたいのかもしれません。また女性が、「花柄のブラウスにフレアースカート」なら上品で女性的なイメージをもって欲しいのかもしれません。
ですから、コーチはコーチングのクライアントになって欲しい相手、あるいは対象にどのような印象をもって欲しいかで、自分のプレゼンスを管理します。
また、与えたい「セルフイメージ」と同時に、理想的なクライアントが、どういうものをコーチに求めているか、そのイマジネーションを広げておくことも必要といえるでしょう。
ビジネスパーソンを対象としたエグゼクティブコーチなのであれば、カジュアルなトレーナーにジーンズ姿だったり、友達のような言葉づかいだったり、女子高校生のような声の出し方だったりではクライアント候補の信頼を得られないかもしれません。
また、喫煙や肥満もコーチとしては検討する必要があります。セルフコントロールできない人と映ると、損だからです。
あなたは、出会いたい理想的なクライアントにどのような「セルフイメージ」をもって欲しいでしょうか。
じっくりと考え、明文化してみてください。きっと気づきがあると思います。
2009 年 3 月 4 日 by 播摩 早苗
このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第16回
コーチになったばかりのころは、まだ「自己認識」が低く、「はったり」でコーチと言っているような状態です。それも悪くはありません。
「言語」が自分のコーチとしての実像をつくっていきます。人はまだないものを「言う」ことよりも、「すでに自分の中で準備してあること」を言うことのほうが多いのです。あなたのことばとして出てきたものは、すでに準備できているもののほうが多いといえるでしょう。
ただし、だからと言って、実績を捏造することはできません。
コーチ業を始めたなら、実を伴うように自分を変えていくことこそ重要なのです。コーチである自分を意識し、理想的なコーチとなった自分を具体的に描いてみることで成長は早くなるといえます。
自己成長といえば、自分自身が何かを達成して「自分を磨く」という目標を立てておくことは、間接的ですがクライアント獲得に効果があると思います。
たとえば、「生活の規律」「エクササイズ」「食習慣」「債務の完済」「誰かとのコミュニケーションの改善」「ファイルの整理」「家の整頓」「リサイクルの取り組み」「貯蓄」「NOという取り組み」「知識の習得」などです。
それを、コーチとして自己成長の経験として話せるという機会はあまりありません。
むしろ、自分自身が人間として魅力的になるという歩みのスタートをしているということがいい影響を生み出すでしょう。
では、何に取り組むかを考えてみましょう。
これ以外にも、すでに取り組んでいることがあったらそれでもいいのです。
私なら、「ファイルの整理」を挙げます。それは、一時的にはいつもできているのですが、今は「継続」がテーマです。また、「週に一冊本を読む」などということも取り組みたいテーマです。
コーチは、クライアントに何かを教えることはしません。しかし、クライアントは、自分のモデルとなりにくい人をコーチとして選びたくないのです。
次回も続きです。