このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第12回
クライアントがもう少し知りたい、と言うことはよくあります。
未知のものにたいする好奇心からそういう人もいますが、多くの場合「話しながら自分の中から情報が出てくる」とか「発信することで思いがけないアイデアが湧いた」という経験をもっているからなのです。
そのイメージを確認したいのでしょう。
このように、もう少し知りたいというのは、
「①コーチングのイメージを具体的にもちたい」と
「②どういう仕組みか知りたい」のだいたい二つに分類されます。
①の場合は、「ショートコーチングをしてみますか?」とコーチングの提案をするのがいいと思います。
そこが落ち着いて話せる場所なら、相手にコーチングを体験してもらいます。
第10回でのもべましたが、ショートコーチングでは「コーチングセッションのすべて」を感じてもらう必要はありません。
このサービスを有料で契約したいと思ってもらうことが目的です。
ただ、最初のうちは「なぜこんな質問をするんだろう」とか「この人(コーチ)に説明しなくては」という意識で話す場合が多いので、自分の内側の深いところの情報はすぐには出てきにくいのです。ですから、すぐにコーチングのよさを実感してもらえない人もいます。
そのうちコーチング中に、相手が一点を見つめたり、目が泳いだりしてコーチに意識が向かわずに「内側」に向かいだす瞬間が分かります。
クライアントはそのときから少しずつ自分の内側の情報に気づいていきます。
ここで、「もし明日地球がなくなるとしたら、何をしたいですか?」などとっぴな質問をするコーチもいます。アイスブレークとしてはたのしいですが、結果的に「単なるおしゃべり」になります。ショートコーチングは、できるだけ相手が「潜在意識と会話できるテーマで」短めに行なうのがいいでしょう。
そして「潜在意識の情報がいくつか出て、気づいただろう」というところで終了していいのです。
質問の最後には、「こんな感じで進むんですが、いかがですか?」と感想を必ず聞きます。
次回も自己紹介についてです。