このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いています。
第11回
コーチという職業の紹介を前回まで扱ってきました。もちろんコーチ自身の紹介もいくつかのパターンを用意しておき、クライアント候補に合わせて出せる情報を蓄えておきます。
たとえば、どういうクライアントがどういう成果を今まであげたかをクライアント候補はききたがります。
伝える成果は、そのクライアント候補が望む成果を推測して、近いものの引き出しを開けられるようにしておくのです。
また、セッションの中でもどんなテーマを扱っていくのかが分かるほうが共感を得やすいのです。
たとえば。
クライアント候補「○○○さんは、どういう人にサービスを提供しているのですか?」
あなた「私は若い看護師さんが多いです。患者さんとのコミュニケーションをよく扱います」
クライアント候補「どんな感じでやるんですか?」
あなた「患者さんが望んでいることとか、看護師さんに求められることにフォーカスすることでいろいろな気づきが多いです」
という具合です。
そして。
あなた「満足できる看護を行ないたいと、転職した人もいますよ。とても迷っていたのですが、退職から次の就職までの間サポートしました。」
このように、クライアント候補が欲しい成果に近いものを過去のセッションの成果から取り出してはめ込んでいくということです。
あとは、クライアント候補の話をよく聴き、よく見て、その心理に寄り添っていきます。それらに対する感度の弱い人はなかなかクライアントの心に響く会話ができません。これは、コーチングそのものにもいえることなのです。相手に対する感度を高めて会話を磨いていくことです。
理想的なクライアントに対する自己紹介の練習をしてみてください。
次回も自己紹介について考えます。