このコラムは、Tips on Coaching「コーチングの秘訣」です。「コーチングビジネスを週末からはじめよう」とか「Sohoでコーチングを起業しよう」という方のために書いていきます。
第4回
スタートを決意しなければ、いつまでもコーチとして活動できません。最初は誰にでもあります。
あなたがプロコーチとして一定レベルのスキルを持っているなら、これ以上コーチとしての腕を上げるには「クライアントをもつ」こと。それだけが近道です。
あるいは、まだクライアントと有料契約するまでの勇気や技術がないのなら、コーチングスキルを磨くことです。
いずれにしても、コーチングそのものとあなたのビジネスを人に説明できるようにならなければなりません。その準備をしましょう。
まずは、あなたのコーチングビジネスのビジョンについて明確にすることから始めましょう。
ビジョンだからと言って構える必要はありません。「飛び切りいいものをつくろう」とすると、最初の「文言」すらなかなか出てこないものです。
初めからきれいなものをつくろうとするのではなく、思いつくままメモしてつくっていくのがいいと思います。
たとえばプライベートコーチングを業態とするのであれば、どんなプロコーチになりたいかを思いつくまま考えていきましょう。
誰に行ないたいか、どんな風に進めていくか、料金や事業の進め方です。書いているうちに、いろいろな発想がわいてくるでしょう。
企業相手であれば、どういう業態か。研修なのか、エグゼクティブに対するプロコーチの紹介なのか、社内コーチの紹介なのかなどです。
今回は、プライベートコーチングのプロを例にとって考えていきましょう。
まず、漠然とでもいいので、どんなコーチになるか書き出してみましょう。導入はクライアントからでも目的からでもイメージからでもOKです。
今まで当社の受講者から自分のプロコーチイメージを一言でさまざまに言ってもらいました。「会社の保健室」「地球環境コーチ」「就活コーチ」「癒しコーチ」「モチベーション全開コーチ」「起業コーチ」「転職コーチ」「天職コーチ」「裸になれるコーチ」「脱皮するコーチ」「働く女の味方」「元気が出るマグマコーチ」「安心コーチ」「霧が晴れるコーチ」
などはっきりとしなくても、「こんなコーチング」というものが心のかなに立ち上っているはずです。
紹介したものは、何をウリにするか、ターゲット、コーチングの場面などいろいろな切り口で『自分なりのコーチングの景色』が見えているのが分かります。
「安心コーチ」「霧が晴れるコーチ」はそもそもコーチングがそういうものなのですが、より理解し易く感じます。
そのコーチングイメージを軸にして、コーチングビジネスのイメージをさらに広げてみてください。
まずは、「クライアントにこんなふうに感じてほしい」というイメージを広げると、他のサービスとの組み合わせなども見えてくるでしょう。場所はこんなところ、でもいろいろなものが描けてきます。
自由に考えて、もしひとりなら書いてみてください。
もし信頼できる人やコーチがいたら、話してみてください。あなたの中からいろいろなものが「インサイドアウト」することでしょう。
次回は、ビジョンのなかからクライアントのターゲットを考えます。