こんにちは。
播摩早苗です。
すっかり寒くなりましたね。
そんな中、当社の取引先の会社が貴重な取り組みをしました。
この記事は関係各位に了承を得て、社名、氏名なども掲載させていただくことにします。
取り組みとは、タイトルにあるように「コーチングフォーラム」なのです。
企業内でコーチング研修をしても成果が出にくいケースがあります。
そこが事務局や人材開発担当者の悩みです。
研修の最終日、受講者から「ぜひ使いたい」「今までのコミュニケーションを改善したい」「部下の話を聴く大切さがわかった」と熱い感想が聞かれるのに、忙しさや今までのコミュニケーションの習慣が障害となって定着しないのです。
この障害に真正面から取り組んでいるのが、パイオニア株式会社のホームエンタテインメントビジネスグループ(以下HBG)の西山部長です。
HBGでは部課長クラス、およそ500名を対象にして、コーチングスキルトレーニングを3日間コースで行いました。都合75日程です。事務局の山本さん、赤尾さんも研修だけの業務をやっているわけではありませんから、本当に大変だったと思います。
まず、HBGでは3日程を3ヶ月かけて学ぶことで、コーチング浸けになってもらうように考えました。受講者からも「長期間で学ぶことで意識にいつもコーチングがあった」という感想が聞かれています。
つぎに事務局の山本さんがコーチングメルマガを定期的に受講者に発行しました。意外に(といっては失礼ですが)読んでもらえ、反響が大きかったときいています。
そして、コーチングフォーラムを10月31日に行ないました。
基調講演は、高畑好秀さんにお願いしました。高畑さんはイチローや川口能活、オリンピック選手のメンタルトレーナーをされていることで有名です。
後半は、パネルディスカッションという構成でした。当社の取引先の三井住友海上火災保険株式会社能力開発チーム長の大谷圭司さま、株式会社タカラトミー人事部の黒田信之さま、株式会社トミーダイレクト営業部の宇宿壮一郎さまと私(播摩)が、パネラーを務めました。
会場と双方向で進め、コーチングを定着させる苦労や乗り越えた経験などを話していただきました。
コーチング研修をやっても成果があがない、と悩んでいる人事担当者は多いですし、またコーチング研修をやっただけで会社がすぐに変わると考えている人が多いのも実情です。
ですが、人はそんなにすぐには変われないのです。
ぜひ、担当者にはその後の継続プランまで考えてコーチング研修を導入して欲しいと思います。
そういう意味では、意識の中にいつもコーチングを貼り付けておこうというHBGの取り組みは、大きな意義があるのです。
パイオニアの西山部長を観ていて、正直『よく諦めずに熱いマインドを維持し続けられるな』と感じます。「コーチング研修に出てください」といっても、参加者は第一線で活躍する人たちですから忙しいのです。そんな人たちに賛同を得るのは容易ではありません。また、人やバジェットなどの資源も当然多大なものになります。それらを考慮しても、会社をもっとよくしたいという願いが強かったに違いありません。
コーチング定着の取り組みは、各社工夫を凝らしています。
あなたの会社のイベントもぜひ教えてください。
では。

