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若い世代がコーチを雇う
[プライベートコーチング] 2006年10月02日 12:28分投稿
こんにちは。
播摩早苗です。

弊社のプライベートコーチング業務を始めて5年近くになります。
プライベートコーチングとは、「成功したい」「目標を達成したい」というクライアントに、弊社が受託しているプロコーチをご紹介する業務です。
5年前と現在までのわずか5年という間で、クライアントの層が様変わりしました。

当初、会社経営者ばかりがクライアントでした。
エステティックサロンの経営者や和菓子店の社長、工業製品製作所の社長などです。
ある上場企業の社長は「身銭」でコーチを雇っていました。
経営者以外では、主に個人事業主でした。
建築家、翻訳家、税理士、俳優、声楽家などです。 

5年が過ぎ、現在は、契約している人の半数が雇用されている人、つまりサラリーマンへと変わりました。
開業当初もサラリーマンはいましたが、そのころは、起業を考えているか、孤独感や焦燥感でメンタルダウンしている、という切羽詰った感じがあったのです。

ところが今は、サラリーマンであり続けることを選びながら、コーチを雇う、つまり自己投資をしている人が増えているのです。
もう少し詳しく話しますと、彼らの目的は、ビジネスパーソンとしての自分の「メンテナンス」なのです。
「メンタル面の整備」や「戦略の構築」「タイムマネジメント」のためにコーチを雇います。
こういうビジネスパーソンには、スキルアップや資格をとる、ということも個人で行なっている人が多いのです。
サラリーマンには、「ビジネスパーソンとしての自分のメンテナンスは会社任せでいい」「自分の時間・お金は、趣味に使う」という傾向から、「個人としての責任」ととらえる層が増えているのです。
さらに、その「資格・スキル」は「ある一定の組織の中だけで通用する」というものから、「モバイルスキル」であるケースが主です。
つまり、どこでも通用する自分をつくろうとしているのです。
こういった自分の市場価値としてのエンプロイアビリティを意識しているエンプロイーはここ数年増えていると感じます。

その背景には、サラリーマンが「自分の市場価値の尺度を今いる会社だけに限らず、もっと広くもち始めた」ということがあります。
私が会社員になったころは(20年以上前です)、「スキル」を一つもっていれば、一生の雇用が保障されました。
すると、意識すべきはその会社での人間関係をうまくやること、その会社に適合すること、などで済んでいたのです。
今は、スキルをもっていても、それがいつ、何に、取って代わられるか分からない、という健全な危機感をもっている人が増えています。
「何かの強み、つまりモバイルスキルを、明示できる形でもつこと」がエンプロイーにとって、精神的な安心にもつながるし、社会の中で自分の価値を認識できるベースとなるのですね。
「そのためにまず自分という資源にフォーカスして考えたい」という考えからスタートしてコーチを雇うという現状なのだと思います。
つまり、プロコーチとのコーチングセッションという時間をもち、そこで自分を客観的に見つめるのです。

このように、自由に「コーチング」を利用できる環境やメンタリティが日本のビジネス社会に広がっているのはとても望ましいことです。

あなたも冬のボーナスの一部を、「プライベートコーチを雇う」というセルフメンテナンスに使ってみませんか?

では。


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コメント
Re:若い世代がコーチを雇う by 中西 且典 at 2006-10-11 23:43:44
最近、前倒しで物事を行うことの大事さ及び強みを実感しております。いつかやろうのいつかは、中々訪れないもので困ったものです。今回の話も例外ではないと思います。
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